不定期俺日記ver.2

何というか適当に。



『昨今どうよ』

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  • 2009年01月10日

  • というわけで、年賀状的なものが出来ました。

    今日発売の電撃文庫の中に入っております電撃の缶詰ですが、そのコラムにて年賀状としての自分絵を描いております。
    でまあ、
    http://dengekibunko.dengeki.com/
    こちらの左側にあるコーナー、15周年記念エッセイの方でも見ることが可能で、この年賀絵を利用した別バージョンも壁紙(1280×1024)として掲載して頂いております。
    やっさんと同時掲載なので、そちらの方も併せてどうぞという感じで。

    また、これは自分以外の方も関する仕事なので御報告という感じなのですが、二月発売の電撃文庫大賞受賞作「アクセルワールド」(著者は河原礫さん)の方で、巻末解説を作らせて頂きました。
    http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0902.php#new1
    つーか、
    >>巻末には、気鋭の作家・川上 稔による超豪華な短編小説&ビジュアル解説企画付き!!
    こんなこと書いてありますが、自分としてはフツーに解説のつもりです。
    とはいえまあ、解説というのをどう書いていいものか解りませんでというのも確かなことで。

    以下、このタイプの仕事についての説明。

    解説を受けた理由に関しましては、幾つかあります。
    自分、会社仕事や本を書く以外の仕事は、それらのノルマ(たとえば本ならば、刊行スケジュールがあるため、”一日にここまでは進行しておく”があります)を終えた後の、ゲームしたり寝る時間を用いて行うわけですが、当時はライズオブネイションズをプレイしてたのと、やはり自分的に解説とかするガラじゃないので、最初は断っていたのですな。
    「すいません、ライズオブネイションズで忙しいので無理です。凄いんですよ石器時代とか、すぐパプーとかラッパ吹いて敵攻めてくるし。それでいて図書館から逃げない学者共は凄いですな」
    「つーか俺に頼むよりもっといい人紹介するからそっちに頼んではどーですかよ」
    などとマジに言っていたわけです。
    ついでにいうと、自分、解説なんてどーするか知りませんし、ページ貰って「その作品を説明しなさい」と言われたら、LSとかやってますので大体どーなるかが解っていたので、
    「く……! お、俺の右腕が暴走する前に立ち去るがいい……!」
    みたいな痛い感じだったのですが、アクセルワールド担当さん(自分の担当とは違います)の、
    「いやもう好きにして貰っちゃっていいんで!」
    ってよく考えたら発注段階で既に解説の仕事じゃないですよねコレ。ともあれその意気や良しというか粋に感ずというか死なば諸共というか。何かよく解らないんですが、ニュアンス的には「よーし後悔すんなよ!?」が合っている気もするというか。川原さんにとっては有り難迷惑な気もしますが、受けるかどうかの話し合いの時、こちらとしては、表向き、
    「要するに、解説として何ページか書けってことですか」
    と言ったところ、
    「あ、40ページくらいなら確保出来るんでそのくらい書いてもいいですよ!」
    く……! その手は使えぬか……! やりおるなアスキーメディアワークス……!
    というわけで、ならば他にどのような方法を使って向こうに「してやられた!」と思わせるかという、……解説の仕事とは別の方向に行っている気もしますが、まあそんな感じで。要するにアレだ。スポーツみたいなもんです。

    でまあそういう馬鹿は放っておくとして、受けるかどうかの最終判断として「読んで決める」に相成ったわけですが、作品内容的には、川原さんが自分と同世代(自分より一歳上)であるせいか、わしら世代の作り手が得意技として持つ、
    「ページを広げると造語とかが当然として動いている世界」
    がありまして。そういう意味でも、これらを作る感覚を生んだ時代を共有していた人間が解説を書いた方がいいだろうと思ったと、そういうことでもあったりします。自分が読んで感じたことは帯に書いてありますし、そこらへんを参照という感じで。これが後、どうなっていくかは担当さんの舵取りや川原さんの作家としてのスタンスだと思うのでどうとも言えることではありませんが、自分としては推薦文のように感じましたし、解説を受けようと思ったと、そういう感じで。

    でまあ、解説という言葉を考えたときに、
    「作品を読むときの補助になるもの」
    というのが思いつくわけですが、それを考えたとき、自分にとっては、たとえば口絵のキャラ紹介や、電撃Magazineなどの試し読み的な短編が思いついた感じで。
    短編に関してはアクセルワールド担当さんと、読後に話していて思いついた馬鹿ネタがあったのでそれをやってみっか的なところで、あとはビジュアルの部分なのですが、じつのところ、この”解説を受けるか受けないか”の頃には絵師さんも明確になっておりませんで。代わりに、川原さんも絵が描ける人なので、川原さんの描かれたイメージラフがあったりしました。で、受けるかどうか決めるために渡された原稿を読んでいたとき、挿画も何もないので当然のように自分でイメージを構築することになり、川原さんの描かれたイメージなどを、
    「頭の中で、いつもの俺的イメージに改変」
    していったら脳内素材が揃った感じで。
    しかし、受けるときは、
    「じゃ、解説、何か書いておきますんで」
    という受け方で、
    >>巻末には、気鋭の作家・川上 稔による超豪華な短編小説&ビジュアル解説企画付き!!
    というのは一切言いませんでした。ほら。仕事にもサプライズって必要ですから。
    昨年後半から自宅におけるゲーム話題が消えたのはこのためですな。

    で、年賀絵についても、この解説の仕事についても、本来の仕事時間とは別の、帰宅してからゲームしたり寝るための自由時間を利用しています。
    これは自分の仕事、文章書きの方では、出版社側と刊行スケジュールなど決めているために遅延できないことが理由です。よく考えると解りますが、本を出すというのは連動の作業なので、刊行スケジュールなどがあり、多くの人が動いており、〆切があります。それに間に合わないようなことをすると信用を失うので、こちらの仕事は死守するのが絶対です。
    自分のやり方としては、日々のノルマとして「同一の作品で、これ以上書くと荒れた内容になる枚数」という枚数をこなすための時間を一日の内に保持しており、これは今回の作業期間中もそのままです。このノルマ達成用時間を保持している限り、仕事は遅れず、そしてその時間以後は余暇や睡眠に回せるというわけですな。
    本来の仕事の方には、一切支障しておりません。というか、支障するようなやり方であったならば、これまで十数年の内に信用失って仕事出来なくなっていると思いますし。この仕事は現場仕事なので、本来の仕事を放って他仕事を行えるようなものではありませんで。
    また、本来の作業時間とは別の、自由時間を使用してこの件は仕事しておりますが、この年賀企画と解説は、自分の作ったものの発表の場を頂いたわけですから、サブの仕事でも何でもなく、本来の仕事と同等な自分の仕事の一つだと考えています。
    よって、この年賀絵や解説について、「本来の仕事をおろそかにした」という意見がありました場合、それについては否定させて頂きたいと思います。
    もし、この仕事を受けたことによって不備が生じたとするならば、ライズオブネイションズがアレクサンダーキャンペーン終わらせた時点で止まってしまったということでしょうか。少なくとも自分には、それ以外の不備はありません。ゲーム一本、途中で積んでしまいましたが、それとは別に、やっぱものを作るというのは面白いことなので、自分にとっては何の問題もありませんが(ゲームはいずれ再開出来るけど、ものを作るのはそのときしか出来ないことですし)。

    そして作業ですが、以前、LS企画を行ったことで自分の画力的ペースは解っているので、そこから逆算。帰宅後に行う自宅作業分の仕事ノルマを終えた後、一、二時間を利用して作業すれば、〆切の二日前に出来上がると結論しました。二日ほど前にアップするのは、デザインや写植などをデザイナーさんにしてもらうため、そちらの作業時間など考慮したのと、
    「オメエこれ解説として使えねえよ死ねよ」
    と言われた場合の、別案作製期間が必要だからですな(しかし有り難いことに出したものは通りましたのでこれは杞憂)。

    そんなわけで、ぶっちゃけ「どんなもの作ってるか全く教えず、全部出来てから編集部に送った」のですが、向こうでウケがとれたのでオッケーという感じになりました。いやホント、お手数掛けました。一応、フツーの解説の方がいいか聞いたのですが、こっちが通ったので。
    内容的には「この世界って、実はこういうことがあるんじゃね?」的短編と、「今のところビジュアルイメージがないから、自分で作っておくか」な俺的設定画集です。要するにいつものアレ。
    どちらもオフィシャルは川原礫さんと絵師のHIMAさんで、そちらが本物なのですが、オフィシャルと自分のを並べてみたとき、感じる差異(肯定や否定)があるとしたら、それこそが、
    「読者が、自分の中にあるアクセルワールドのイメージを自覚する」
    ことになるのではないかと、そう思っていたりします。
    そういう意味で、
    「自分だったら、この作品に、こういうものがついてきたらいいなあ」
    をやってみた感じですが、それがアクセルワールドという作品を読まれる方の想像や、形を捉える一助になれば幸いですし、そのことをもって解説としたいと思っております。

    ともあれこの件についてはこんなところで。
    これ以外の意見は「そういうことにしておきたい」ものだと御理解下さい。
    自分以外の人が多く関わっているのもありますが、自分のもの抜きでも、一人の作家さんのデビューに対し、上手くいって欲しいなあ、と願っております。

    てなとこで。
    んじゃまた

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    川 上 ですよ

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